コズミック・ダイアリーの使い方Ⅰ
Ⅰ コズミック・ダイアリーに、毎日、自然や自分の変化を書き込みます。

  何を書くのかは、もちろん自由です。
  でも、例えば、

1)その日思いついた「思い」「アイデア」を書く。
   これは、潜在意識に沈みがちな「思い」を顕在意識に呼び戻すという意味で、
  「思い」を実現する最高のテクニックです。
  また同時に、純粋な思いは実現するもの。

  それを記しておくことによって、実現に向かってものごとが動いたりします。
  実現した日から、そのアイデアを思いついた最初の日を振り返ることによって、
  宇宙のリズムと自分の「思い」が成就するリズムと
  そのコレスポンダンス(照応関係)を知ることができます。

  あるいは、
  農業をやっている人は、育てている作物の状態を。
  育児に注意を払っている人は、子供について気づいた事を。
  身体に気を使っている人は、身体の微妙な変化、声なき身体の声を。
  恋愛が大切な人は、恋愛日記を。
  そして、夢日記を。

  自分が興味のある、誰よりも一番わかる変化を書き記します。
  まず、その変化と月との関係、宇宙との関係を「感じ」始めるために。

2)その日出会った人、もの、土地で重要だと感じたものを書き記します。

  その出会いに、宇宙的な意味があることを、気づくために。

3)その日の評価を、詩の形で、あるいは点数の形で、書き残しておきます。

  宇宙の中を動いている銀河系、太陽系、地球の、日本の、家族の、自分自身の、
  一日一日の流れ、変化を、直観的に把握していくために。

以上、28日周期を意識して書き記すことによって、28日のリズムを取り戻し、
自然の流れと、地球上の他の生命のサイクルと同調してゆく自分を感じ始めます。



時間の法則には、周期的な秩序というものがあります。

すべてのものが周期を持っています。
月、女性、太陽、木、いるか。作物を作るときに、野菜に植える時期があり、
収穫の時期があるのを知り始めます。そういった自然の周期に人を調和させるために、カレンダーは生まれました。

女性の生理が28日。出産予定日は、最後の生理のあった日から、280日目。
肌の新陳代謝、肌の細胞は、約28日周期で古い細胞から新しい細胞へと生まれ変わる
ターンオーバー(肌の再生)を繰り返しています。
ウィーン大学の心理学教授、H・スウォボタ博士 とドイツ科学アカデミー会長、W・フリース医師 が、
患者の容態の変化に周期性があることに気付き、発見した28日周期の感情リズム。
バイオリズムとして知られています。


28日周期、13か月のカレンダーを使うことによって、「自然の時間」の流れを毎日の生活の中に取り戻します。

「時間は、オーガニック・オーダー」という自然の摂理を
日々、実感することによって、自分から始まり、自分の周りの人、そして社会全体の環境意識を目覚めさせていくことになります。

カレンダーは、自然の摂理、リズム、そのものだったと言っていいと思います。
カレンダーが自然の周期に調和したものであれば、私たちも自然と調和したものになります。

そう考えると、私たちと時間との関係はどういうものなのでしょうか?
私たちの歴史と自然との相関関係はどうなっているのでしょうか?
カレンダーを見直して、この28日周期のカレンダーを使うということが、
人間と時間と歴史と自然の問題を日々、動かしていることに気がつき始めます。


西暦の31日、28日、31日、30日というカレンダーから、
28日周期のカレンダーに変えるべきだというのは、この28日周期が、自然時間だからです。
太陽のまわりを地球が公転することによって、地球上に生まれる、有機的な秩序。その一年を、
28日13ヶ月に分けることは、そのカレンダーによって28日という生命の周期と、
太陽の周期を調整し、統合し、調和の満ちたエネルギーとして人間意識が受け取るようにする事になります。

それが、自然のリズムです。「時間は、オーガニック・オーダー」という、
地球の公転による一年という太陽の周期と、地球の自転による、一日という太陽の周期と、
そして27.32日で地球の周りをまわり、29.53日に、太陽と月に、地球が挟まれ一直線になる満月の周期を含めた月の周期と、
総合的な形で、統合している有機的な周期なのです。

人間の身体は、自動的に、自然の一部としてそのリズムを受け取っているので、
生理や、肌のターンオーバーの周期が28日なのです。