コズミック・ダイアリーの使い方
毎日のキーワードの奥にある、13、20の流れを感じます。


ツォルキンと呼ばれている260日周期を知りました。
毎日のキーワードから、その言葉の奥に示されている、
その日その日の銀河からのエネルギーを、マヤの人たちのように毎日辿ります。

そのことによって、銀河の流れであり、精神の流れである、
13日の流れ、20日の流れを感じ始めます。

その13日と20日の流れをその日のキーワードから感じることと合わせて、
自分が気がつくこの地球上での毎日の変化や身近な環境の変化、体の変化などを、
日記として刻み始めます。


キーワードとは?  

毎日のキーワードとは、そもそも、どう捉えるべきか、という説明をします。
占いではないので、言葉の表面的な意味にあまりとらわれないでください。
目に見えない銀河の音の13の流れを、あえて、言葉に直すと、こういうことだという先人の叡智の言葉だと考えてみてください。銀河の紋章の20の流れも同じです。
そう言うとすごく、難しい話に感じるかもしれませんが、

たとえば、「水」。
「ミズ」という言葉で、ほとんどの人は、ペットボトルに入った飲む水のことも、
海の水のことも、池の水のことも、川の水のことも、雨の水のことも、理解できます。

「ペットボトルに入った飲む水」を描写するとどんな感じになりますか?
「海の水」を描写すると、大きな海があって、波があって、青かったり、緑色だったりして、飲むとしょっぱい味がします。その描写からは、「ペットボトルに入った飲む水」と同じように水であるとは、三次元的には、なかなか思えないかもしれません。

でも、どちらも、間違いなく、「水」だと、把握できています。
つまり、「水」の本質を皆、理解しているわけです。

この本質を理解することができる人間の能力を信じてみてください。

三重苦を乗り越えたヘレン・ケラーを描いた舞台では、「水」w/a/t/e/r を感じ、その言葉、ミ・ズというものが、結びついたときに、歓喜の喜び、奇跡が起きます。

無限の可能性があり、自然を感じる事ができる、人間には、四次元以上の時間の流れである13の流れも、20の流れも、感じる事ができるはずです。その助けとして与えられたキーワードです。

このキーワードから、その目に見えない動きを、五感と、五感を超える直観とで、
日々、宇宙の有機的な秩序とさらに高次元の変化を感じていくわけです。
だから、道しるべとしてのキーワードは重要です。
でも、それは、本質を捉えるためのキーワードであって、
そのキーワードの三次元的な意味にとらわれすぎると、
三次元に滞留したままで、四次元以上の時間への旅立ちをさまたげます。

「海の水」から水を感じているとして、しょっぱいといことに、とらわれすぎると、「海の水」は把握できても、川の水や、飲む水は、把握できないままで、つまり、水の本質に到達できないわけです。

ツオルキンという260日周期のカレンダーは、四次元の指標である事を肝に銘じてください。キーワードを通して、あくまで、四次元以上の時間にアクセスするのが、本来の目的である事を知って置いてください。

どうして、マヤ暦の本質は占いではない、ということをホゼ・アグエイアス博士が強調するかを、ここから理解してください。占いは、三次元的な指標です。それを12:60的といってもいいかもしれません。



もし、コズミック・ダイアリーより、先に、マヤの本を読んでいる方に、少し、ホゼからのメッセージを送ります。

Toru Takahashi’s Mayan Calendar


Despite its popularity, it should be made clear that Toru Takahashi’s Mayan Calendar is not a true reflection of either the Mayan calendar or the Dreamspell. The Mayan Calendar is merely Toru Takahashi’s modern, astrological style interpretation of the Tzolkin. It actually misleads people to think that this interpretation has anything to do with the Mayan calendar or the Dreamspell.
—Jose Arguelles (Valum Votan)

それが人気があったとしても、Tさんの『マヤン・カレンダー』は、本当の意味ではマヤン・カレンダーも「ドリームスペル」も反映していないということをはっきりさせる必要があります。この『マヤン・カレンダー』は、単に著者の現代的、占星術的な形のツオルキンの解釈に過ぎません。それは実際に、その解釈がマヤン・カレンダーやドリームスペルを扱っているものだと考えるという、人々を誤った方向に導くことになります。


と前回来日したときに、以上のような声明文を残していきました。その理由は、その占い的な日々の文章が、マヤ暦も、ホゼのドリームスペルの反映していない。という指摘です。ツオルキンは、4次元の時間の指標であるということを明確に認識していれば、言いたいことがすぐにわかるはずです。
「水」の本質がわかるのが目的で、それがわかれば、海の水も、川の水も、ペットボトルの水も、トレドの水も、すべての水の本質から、それぞれことがわかるようになります。そこから、三次元に顕われた水の個々の特徴も、その本質から見ていく、と人間の進化につながります。今、欠けているのはその本質をつかむように、四次元の時間を知ることなのです。そのためのツオルキンであり、キーワードなのです。
3次元的な生活のアドヴァイスとしての占いに限定されるものではないことを理解すべきなのだと思います。むしろ、三次元のアドヴァイスとして、キーワードの三次元的な意味に限定していくことは、一見わかりやすいように思うかもしれませんが、本来の時間に旅立ち、人が進化することのさまたげになるということを理解したなら、ホゼのいいたいこと。そして、キーワードの意味と使い方が明解になると思います。
ホゼのメッセージの真意は、ツオルキンは、4次元の本来の時間に人を導くための指標であることを明確に理解してもらいたいということです。本来の時間をツオルキンは表現しているのであって、それが、難しいからと言って、現世的な占いの記述にとどまってはならない、ということです。
それは、そのまま、キーワードの解釈も同じです。人を「時間」を通して進化させる、あるいは、人が進化していくための叡智なのであって、それを四次元以上のものではない、三次元の指標として、一面しか捉えないように誘うことの問題点を共有していただければと思います。

また別のマヤ研究を標榜するグループの、たとえば、「ウエブスペルは、潜在意識を表す」。というのも、まったく、ホゼは、否定していました。それについても、「わかって欲しいのは、ツオルキンは、四次元の時間の指標なのだ」という事を繰り返し言っていました。
『マヤン・カレンダー』からマヤ暦、13の月の暦に入った多くの方々にとっては、『マヤン・カレンダー』こそが、ホゼの「13の月の暦」を反映しているバイブルのように考えている場合が多いと思います。一度、そう思い込んだことを、ホゼ・アグエイアス自身がその日々の記述を「それはドリームスペルでも、私のものでも、マヤのカレンダーでもない」と語っても、なかなか納得できないという現象を何人もの人の反応に見ることができました。占いは今の日本人にとって人気のある分野です。

ただ、時間が四次元以上のものであるということを、まず、理解してください。マヤの叡智として、ツオルキンが、今、重要なのは、今の社会が時間を盗まれてしったことを知ることです。マヤの叡智は、その時間を、四次元以上の時間を、人類が取り戻すための叡智だという事です。