月と共振していた日本人  海の生命

カレンダーが重要なのは、共振の場を生み出すからです。
日本人は、133年前までは、皆、いつ満月か知っていて、
満月の次の日は月が50分遅れて出てくるから、
ためらってつきが出てくるという意味のいざよい、十六夜。
さらに、翌日、月は50分遅れて出てくるが、立って待ってられるから立待月。
さらに、50分遅れて出てくると、座って待つしかないので、居待ち月。
そして、十九夜は、もう寝て待つから、寝待月。

月を楽しみ、月の出を皆で楽しんでいたので、待ち月、という名前をつけた。

満月には、月見。月見酒。月見団子。
神社では、満月に、月次祭(つきなみさい)。
魂も含めて、月という自然の摂理に、共振していた。
だから、自然との共生を大切にし、循環型社会にならざる得なかった。

月の満ち欠けにより、潮の干潮、満潮がうまれる。だから、海の生命は、
満月の日に珊瑚が産卵する。満月の影響が大きいのは、海の生命が潮の
リズムに共振することによって生まれ、育まれたからです。


女性の生理と 28日周期

生命が陸に上がるにしたがって、太陽の自転も生命に大きな影響を与えます。
黒点現象で知られるように地球の気候に大きな影響を与える太陽の自転の周期が約28日です。
そして、月が一年間に、地球の周りを27.32日周期でまわっています。

オーガニック・オーダーというものを知ったなら、
太陽と月と地球の有機的な秩序としての28日という周期が意味を持ち始めてきます。
女性の生理の平均周期も28日。お肌の細胞の周期(ターンオーバー)も、28日。

宇宙に28日のリズムがあって、そのリズムの中で、
細胞、遺伝子が育まれたとしたら、28日イコールからだのリズムでもあるわけです。

宇宙のリズムもからだのリズムも28日なのに、
28日周期でない31日、28日、31日、30日のカレンダーを使う。
頭の中だけまったく違うリズムで生きているとしたら、自律神経がおかしくなってくるのが当然だと思います。

28日周期のコズミック・ダイアリーをつけることによって、
頭も、28日周期を感じ始める。生命を育んだ宇宙のリズムとからだのリズムと、頭のなかも同じリズムになれば、
自律神経が正常になっていくのが自然です。

宇宙と生命との共振関係を崩すカレンダーと、その共振関係を取り戻すカレンダーがあるということです。


日本人だけが、
どうして虫の鳴き声を、
言語として聞き、楽しめるのか?

鈴虫の鳴き声がしていたら日本人は、秋の穏やかな情景を感じ始めるが、
外国人にはこういう受けとめ方はしないという。
虫の声だ、という認識はするが、そこに特定の意味や感情を盛り込むということは殆どないという。
ヨーロッパのクラッシックの演奏家が日本に来て、ホテルの庭に鈴虫が放た
れていたのを、「あのノイズをとめてほしい」と言ったとか・・・

これも、日本人は、いや、日本文化が、周りの自然を、環境を、虫を、鳥を、
木々を、せせらぎを感じていたから、その心を感じ、痛みを感じ、喜びを感
じたから、言葉として、聞こえるようになったのではないでしょうか。
虫になれるから、なりきるから、話そうとするから擬音語が生まれ、言葉をつかさどる左脳で、虫の音を聞くようになった。


共振しようとする心が、擬音語、つまり、共振の場を生み出した。



共振の場が、あると、虫の知らせが生まれる

虫の知らせ、つまり、テレパシーを「虫の知らせ」と呼んで、普通のこととしていたのも、共振ということをわからせてくれる。

虫の知らせが起こる間柄は、二人の関係は、近い関係の場合がほとんどだ。
親子、兄弟、恋人、夫婦、親友。

共振の場があると、テレパシーが起こるということを認めた方がいい。

共振の場をもっていないと、言葉さえ、日本語さえ通じない。
ということを書いたが、反対に、共振の場があれば、
以心伝心、阿吽の呼吸が生まれる。



そして、


時間は、オーガニック・オーダー
時間は、テレパティック・オーダー
時間は、シンクロニック・オーダー

ということが、わからなかった人は、今、ここから、
「共振」ということばから、とらえなおしてみて欲しい。


今日は、共振の月の1日。

共振の月の28日間は、
自分の心の中、自分の体のこと、家族との共振、
身近なところの共振関係から見直して欲しい。

「以心伝心」で共振していますか?
何か不具合があるなら、小さな共振するものを確認し合うところから始めてください。

「行い」が、自然のリズムに合っているだろうか?
宇宙の摂理にチャネルを合わせてみよう。

宇宙の摂理を感じること。つぎに、すべての行為を宇宙のリズムに合わせること。
その行為は、宇宙に展開されていく。

How can I attune my service to others?




コズミック・ダイアリーで言う、共振とは、
宇宙との共振である

今回のメインは、ナチュラル・マインド・メディテーションの紹介です。
ともかく、すべての考えを、呼吸とともに吐き出し、
「無」をつくることから始めます。

宇宙意識との共振は、自分のエゴを消すことから、共振が始まります。

「共振」のために、考え、想念をなくすのです。

ナチュラル・マインド・メディテーションによって
コズミック・コンシャスに結びつき、エゴを排し、
コズミック・オーダーを熟知し、
コズミック・シヴィライゼーションを、もたらす。

それが、宇宙との共振を引き起こします。