マヤの叡智は時間の叡智

「マヤの叡智」とは? 「時間の叡智」です。

マヤについて、2012年について、さまざまな話を聞かれたことがあると思いますが、マヤの叡智とは、「時間の叡智」だということを明確に伝えたいと思います。

そして、今の日本人は、「時間を時計だ」と思っている。
もし、そうだとしたら、「時間は時計だ」としたら、
300年前の日本に、機械時計のない時代に、時間はなかったのでしょうか ? 本当に、「時間は時計」なのでしょうか ?
そんなことはありません。
時間は、人類が機械時計を作ったとき(14世紀から16世紀の時代)に生まれたわけではありません。


時間がわかれば、まず、仏教で言う「悟り」が得られる。

「叡智」とは、今の常識とは違うから、もっと、深い、あるいは高い視点からの認識があり、その「叡智」によって、人が進化できるから「叡智」なのです。


(注)
マヤ暦を占いや、鑑定として使って、(しかも、今までの占いとは違うという意味で、「占いではない」と言って)、「マヤの叡智」を知らず、宇宙の真理とも、自然の摂理とも程遠い、占いとして普及してしまっているのは、罪深い間違いです。マヤ暦を占い、と思い込んでいたとしたら、そう思い込まされていたとしたら、そのことが、今、人類に重要な「マヤの叡智」から、(人の進化から)人を遠ざける行為であることを認識すべきです。ホゼ・アグエイアス博士のメッセージから、「占い」ではない、というのがどういう意味なのか、正確に認識すべきです。
http://www.youtube.com/user/crystalhuman12#g/c/D7EA173559571F12
カレンダーの意味、そして、ガタガタのカレンダーを使うことによって、人が自然を感じなくなり、環境破壊を平気で行うことができるようになったという事実の認識。そこから28日周期に変えることによって、環境問題を解決し、地球と宇宙に調和をもたらすという具体的なビジョン。さらに、時間は三次元ではない、高次元の時間。時間がわかることによって、人が進化するという明確なビジョンが、ホゼが「13の月の暦」を世界に広めようとした理由です。
ホゼの意志を知るものとして、日本人が、占いが好きなことを利用して、ホゼの主旨を捻じ曲げてその著作物を使うという著作権の侵害を行っていることも、普及している中心の方は御本人がよく御存知です。でも、それを知らない人にマヤ暦とは占いだと、多くの人に思い込ませて、「マヤの叡智」を伝えたいというホゼの意志に反することを行っている方には、ホゼの最後の来日の時の「13の月の暦は占いではない」というメッセージを、心を「無」にして聞いて欲しいと、改めて伝えます。そして、「無」になって、素直に、つまり、ピュアーになって、直接にマヤの叡智とつながって自分の行為を考えてみてください。それは、マヤ暦をわかりやすくしたのではなく、叡智を単なる雑談にしてしまったのです。
(2011.6.14.柳瀬)



まず、時間は、過去、現在、未来と直線上に流れていくものだと教えられ、そう思っているかもしれませんが、マヤの時間は、宇宙の周期です。周期としての時間、マヤの時間を明確に世界に伝えたのが、ホゼ・アグエイアス博士です。1987年の「マヤン・ファクター」という本です。

考えれば、あたり前の認識です。地球が太陽のまわりをまわる周期、公転が1年という周期であり、1年。つまり、それが時間です。日の出から日の出までの、つまり、地球が1回自転する周期が、1日という時間。
小学生でも知っている事実です。
でも、時間は過去、現在、未来と一直線に進む、直線のイメージで捉えていることが蔓延していることによって、「時間は、宇宙の周期」ということが、一般的な認識になっているとは思えません。

少なくもと、「時間は、宇宙の周期」という認識ではなく、「時間は、時計」という認識が今の常識です。でも、時間を宇宙の周期と考え、時間とカレンダーの意味を認識すると、そこに新しい叡智を見出すことができることに気がつくと思います。
些細な、小さなことに思えるかもしれませんが、時間は宇宙の周期という認識を叡智に育てることができます。そうすると、人生が全く変わります。仏教で言う「因果」がわかり始めます。見え始めます。観えるのです。つまり、悟りのすぐそばまでそれだけで行けるのです。ガタガタのカレンダーで生きるということは、宇宙のリズムを見失うことなのです。仏陀が、「自然が先生である」と言ったのは、自然の周期、宇宙の周期が、すべての「因果」を教えてくれるという事実を語った表現です。



柳瀬は、この周期としての時間を、
「時間は、オーガニック・オーダー」というキーワードによって、
悟りへの近道をナビゲートします。

地球が太陽のまわりをまわっていく。少し地軸が傾いているので、
地球が傾いて、太陽の周りをまわることによって、日本では、
太陽の光と熱とエネルギーの量によって、日照時間によって、
すべての生物が、生物圏が、
オーガニック・オーダー(有機的秩序)として、ダイナミックに変化する。

それを感じてもらうワークを行うことによって、
(講座「マヤの叡智」、「コズミック・ダイアリー・セミナー」において)
時間を、表面的な四季の変化ではなく、
(四季の変化は、日本人は皆感じています)
太陽によって、生み出されている地球上のオーガニック・オーダーと、
そのオーガニック・オーダー有機的秩序が、地球が太陽のまわりをまわることによって、ダイナミックに変化していくことを実感してもらいます。

それを感じると、
紅葉を見たときに、美しいと感じると同時に、
すべての広葉樹が紅葉し始めることを、そして、
それは、地球が太陽の周りをまわっていることによって生み出されている、
オーガニック・オーダーのダイナミックな変化の一部だと感じ始めます。
もみじの紅葉は、宇宙の周期が生み出しているのです。それが観えるようになります。

「夏、暑いのはどうしてですか ?」

もし、「夏、暑いのは、夏だから」。と本気で答えていたとしたら、
そういう認識しか、日常で持っていないとしたら、
仏教で言うところの、「無明」の状態で生きているということです。

セミナーや、講座を受けた翌日から、自然の彩が変わって見えてくるのは、
「見る」が「観る」に。
「感じる」が「観じる」に、変わるからです。

因果がわかると、見る。というのが、「観る」ということになります。

コズミック・ダイアリーで伝える、太陽の紋章の「黄色い種」のキーワードに、
「開花」という言葉があります。
一度、ひまわりを育てたことがあれば、その種を見ただけで、
いつごろ、芽がふき、花が咲くかを観じることができるはずです。
つまり、「種」のなかに「開花」のエネルギーを普通に観ることができます。
種を見ていたら、花が見えます。因果がわかって、観る。
ということは、見えていないもの見ることができる。ということです。
でも、精神世界などで語る、意味のないものが見えるのとは違います。
因果がわかって見えるものは、それが現実だからです。
そして、その花が咲きます。見えていた花が、現実に咲きます。
宇宙の周期が見えただけです。
オーガニック・オーダーの営みを観じただけです。
不思議でもなんでもない、この事実の、日常の奥に、叡智に至る認識が
隠されていたのです。
あえていうなら、新しい科学の領域なのです。

インドの賢人サティッシュ・クマールと対談したときに、
彼は、対談の本のタイトルを「オーガニック・オーダー」にしようと
提案してきました。まだ、出版に到っていませんが、
彼はジャイナ教なのですが、本の中でも、何度も、
「自然が先生だ」という仏陀の言葉を繰り返します。

「時間は、オーガニック・オーダー」というキーワードが頭に入ると、
一輪の花から宇宙を感じる。ということが普通になります。
それは、詩人や宗教家だけの世界ではなく、
誰もが、観じる、リアリティなのです。
毎日、自然が宇宙の摂理や、営み、リズムを教えてくれます。
つまり、仏陀が言う「自然が、先生」なのです。
時間がわかれば、因果がわかるようになります。つまり、悟りに近づきます。

コズミック・ダイアリーで、宇宙の周期を身につけ、
新しい時間に、旅立ち始めます。
これは、日本人の得意だった分野です。
でも、いつ満月か知らない。
満月の月の出が、何時頃か知らない。
今の日本人は、その叡智から遠ざかってしまったのです。



時間は、高次元のもの。最先端の科学を凌駕していた。


今、ここから、過去も、未来も、らせん状に展開していく時間です。
(講座「マヤの叡智」、「コズミック・ダイアリー・セミナー」において)
最初に、そういうマヤの時間に馴染んでもらいます。

時間の本質は、4次元以上のもの。と聞いて、すんなり理解できますか ?
科学的に、理解できますか ?

空間は、三次元です。
時間は、三次元ですか ?
時間は、たて、よこ、高さではない。

日常的には、熱海から東京まで、新幹線で45分。とか、
駅まで、車で25分。という形で、空間を測る尺度として時間を使っています。でも時間の本質は、たて、よこ、高さの空間ではなく、三次元でもないのです。
4次元以上のもの。
4次元の定義があいまいないので、こういう表現を使いますが、
最先端の物理学者、リサ・ランドール博士が語るのは、「5次元時空間」です。

科学の時代で、科学を重要視しているあなたが、
もし、最先端の物理学が語るのは「5次元時空間」を知らず、
理解しようともせずに、「時間は時計だ」と思っているとしたら、
それは、科学的な態度でしょうか ?
時間は宇宙の周期ということも考えずに、天動説の延長線上にある、
円の12分割によって、12ヵ月、12時間、という平面幾何学の二次元の周波数で
時間という4次元以上のものを測っていることに、今まで何の疑問も感じず、
これからも、その科学的な叡智を知るどころか、占いに貶めてしまっているとしたら、真理を探究する科学的な精神と言えるでしょうか?
それが、
さらに、31日、28日、31日、30日・・・・というガタガタのリズムで
時間を計っていると気がついたら、その測り方で、生活をプログラミングしている自分と社会と世界の多くの人を見て、そのせいで人々が自然を感じなくなってきたという歴史的な現実を知らされたときに、今のカレンダーで多くの人が生きていることに何も思わない。それが科学的な態度だと
今でも、考えますか ?

古典マヤの時代には、17種類から19種類のカレンダーを使っていたと言われています。地球の公転周期を現代科学と同じ小数点4桁まで測っていたとか,
金星の公転周期や地球との会合周期まで、望遠鏡ももたないのに正確に測っていたようです。
そのなかで、「ツオルキン」という神聖暦。
精神をつかさどるとか、マヤの神官たちが使っていたと伝えられている、
もっとも重要だとされるカレンダーがあるのですが、
この使い方を、ホゼ・アグエイアスは、理解しました。

13日周期の「銀河の音」と20日周期の「太陽の紋章」があり、
合わせて260日周期のカレンダー。
これは、4次元以上の時間の指標として使うことによって、
最先端の科学がやっと追いついた「5次元時空間」に共振し、
そのパラレルワールドに生きることができるように、使われていたものなのです。

「マヤの叡智」は、「時間の叡智」というのは、
カレンダーを正確な宇宙の周期であるカレンダーに変え、
その間違ったプログラミングによって、環境意識を失わざる得ない現代人に、
宇宙の周期としての自然時間を取り戻し、環境問題を解決するのが、
自然時間を取り戻せ。という最初のメッセージです。

そして、時間とは、4次元以上のもの。
つまり、「時間の叡智」とは、「高次元の叡智」なのです。
だから、叡智なのです。



講座「マヤの叡智」他、講演を重ねます。
http://cosmic-diary-internet.com/event/